ANZÜEGLICH.
Hello.
現在夏休みを使って様々なところにアポを取り
を見てみようとインタビューをしています!
そんな第一弾
ANZÜEGLICHに行ってきました!
website: http://www.anzueglich.at
このブランドさんは100%フェアトレードオーガニックのコットンを使い生地の生産から縫製までをペルーの工場で行なっていて約10年目くらいです。 最初は小さなギャラリーで始め、現在ウィーンに店舗を持ち、ネットショップをしています。
大変なこと。
1:)ペルー人の気質がビジネスをする上でとても難しい。
ビジネスをやる上で納期を守る。書類はしっかりと書くなど基本的なことがなかなかうまくいかなかったそうです。特にお金のことになると目先の利益ばかりを考えてしまい長期的なプランを立てるのがすごく難しかったそう。
なんかそれはフィリピンの方たちにも似てる気がしました。基本的にその日その日単位で考える人だな〜と思っていました。
2:)デザインの制限がかけられる。
0 waste。彼らは無駄が出ない服作りをしています。
生地もすべて使う。切れ端も全て。ベルトにしたり
次のシーズンに使ったり。本当にすごいと思いました。
どうやって服を作ってもどうしても端切れは出てしまう中
彼らの工場では一切出なさいそうです。
そのためその無駄を出さないようにデザインを考える。
また生産コストが今現在かなりかかっているので、
価格設定がどうしても高くなってしまう。
そうするとお客様は必然的に30-40代の方になると。
でも実際はもっと若者スタイルをこれからは出していかないといけないとおっしゃっていました。
エシカル業界について。
今回は先週、ベルリンでエシカルファッションショーがあったためその話にもなりました。
正直私は日本のエシカルファッションの現実を見てから
このショーを見るとこんなにも数があり、こんな大きい
規模でイベント出来るのは見習わないと思ってた。
でも増田さんが言っていたのは、
内輪でやってもなにも変わらない。
エシカルの内輪から抜け出さないと。
アパレル産業が本当の改革をするためにはエシカルという
内輪から抜け出して、もっと知らない人たちにアプローチする必要があると。
私のイメージでは日本は今やっとエシカルやサステイナブルがどんどん大きくなって団結して行っている途中な気がしました。
ヨーロッパではすでに団結してインパクトを与えることはもうかなり進んでいて、もっと一般世間に知らせないといけないという次のステージに行っているという感じでした。
私たちももっとサステイナブルなことをするという気持ちだけではなくもっと知らない人たちに興味を持ってもらう、買ってもらうアプローチを考えないといけないと思いました。
その他にも
日本のものづくり衰退について。
世界中の繋がりについて。
これからしなければいけないこと。
などたーくさん話しました。
新しい価値観に出会えた気がして
本当に楽しい時間でした。
ありがとうございました😊